eulogist2001

たまの映画のeulogist2001のレビュー・感想・評価

たまの映画(2010年製作の映画)
3.2
知久寿焼の話はなかなか刺さった。

柳原の脱退について
→柳原くんはインチキくさいところが魅力だったのに、そうではないことがしたくなったんだと思う。

父親の死について
→100歳まで生きると豪語していた健康オタクの父親が忘年会で酔っ払って自転車で帰る途中に法定速度を超えた車にはねられ、即死した。それを聞いたときは笑っちゃう感じだった。そこまで頑張っていたのにありゃりゃ感がある。そういう感覚を一様に不謹慎と捉えるばかりではなく、そんな感じ方もみんなあって欲しい。逆に永遠の生は自然ではない。みんな生まれたら死ぬわけだし。

これからについて
→やりたいことだけで出来るだけ埋め尽くしたい。

石川浩司のはちゃめちゃはとんでもないサービス精神と照れなんだなと分かった。

滝本晃司はなんとも普通のひとでした。凡人の極み。逆にすごい。

たまは4人組のバンド。本作は解散して6年後のドキュメンタリー映画である。一番ヒットした「さよなら人類」を作った柳原が今作に出ていないのはピースが足りない感じは否めない。
eulogist2001

eulogist2001