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警視庁物語 不在証明のhummingbirdのレビュー・感想・評価

警視庁物語 不在証明(1961年製作の映画)
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シリーズ15作目。スタッフが変わったせいか、雰囲気が変わっている。

刑事は中山昭二に変わって千葉真一(この若い刑事枠と監督は数作ごとに、その時々の若手に入れ替わるようだ)。期待されているのか、出演シーンが多くて、今までの若手刑事の中では、南原宏治の次に印象に残った。

監督はこのシリーズは初めての人で、撮影は「七つの弾丸」の人。

前作では少なかった野外ロケが復活していて(気のせいか町がこぎれいになってる)、ゲリラ撮影みたいなところも。

とにかく変わった作品で、変わってるから、若手の監督だろうと分かる。でも話の内容も含めて、全体が都会的でクールになってる気がする(方針が変わったとか?)。当時の風俗でパール座のなんとか寄席。

(そういえば、シリーズ最初の頃はクライマックスは捕物と決まっていたのに、それもいつの間にか変わっていた)
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