1920年代に絶大な人気を誇った映画スターであるルドルフ・ヴァレンチノの伝記映画。バレエダンサーのルドルフ・エレヌフが主演とだけあってダンスシーンのクオリティはとてつもなく高い。オープニングの群衆がガラスを突き破って葬式に乱入するシーンからして傑作確定してた。話がスムーズに進んで長さを感じさせない上に超面白い。終盤のある下りはめちゃくちゃ非現実的でどう考えても変だけどめちゃくちゃ泣ける。スターになんてなるもんじゃないね笑。
ケン・ラッセルの伝記映画は何本か観てきたけれど、これが1番観やすいし他と比べると“現実味”があるから超面白い。ルドルフ・ヴァレンチノのWikiページに目を通してから観ると、ストーリーが分かりやすくなるからオススメ。
