松岡茉優

狙撃者の松岡茉優のレビュー・感想・評価

狙撃者(1952年製作の映画)
4.2
傑作。女嫌いの主人公がスナイパーで女性を狙って殺すことに快楽を覚えてしまい、歯止めが効かなくなる話。高低差や奥行きの演出がどれも素晴らしい。特に主人公が手をわざと火傷させるショットがエグい。コンロに近づけた手が影となって映し出される!背景の煙突に人が登っていき、振り返って撃ち殺すのもヤバい。
遊園地にて観覧車でいちゃつくカップルを撃ち殺そうと射的の実銃を持って振り向くの笑える。ヤバい奴ではあるけれど、最後のショットでちょっと泣きそうになった。
松岡茉優

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