A Good Example of American Movies!ユーモアを忘れず、こぎみよく進むスリラー
ポスト『スピード』に相応しい、アメリカなハイコンセプト、ハイテンションムービー。色々とくどくて、わざとらしい所もあり、祭り上げるような名作ではないが、それでもやはりスリリングでスピーディー。あと、キャップになる前の、まだ"チャラ男"系時代だった頃のクリス・エヴァンスの魅力がユーモアを含めてふんだんに盛り込まれている。ちなみに敵役は我らのステイサムであり(それだけでどうなるか分かるでしょ笑ってかんじ)、ウィリアム・H・メイシーは優しくて格好良くて温かくて、何より安心できる。
苛立ちすらもまたスリル。御都合主義もテンポが良く、素直に楽しめるなら許せる。てかそれもフィクションの醍醐味。
