昨日『セールスマン』を観て、どうしてもファルハディの過去作を観返したくなったので、DVDをレンタルして観賞。
やっぱり凄かった!
目まぐるしく状況が変わるサスペンスとしての面白さ、会話劇の緊張感と迫力、「家族」や「信仰心」など様々なテーマを炙り出す人間ドラマの深さと面白さ、子役に至るまでのメインキャスト陣の見事な演技、物語の余白の使い方の巧さ、直接見せるシーンと意図的に隠すシーンとの使い分け、ラストの底意地の悪さ、社会情勢への目配せ、どれを取っても完璧!
ちなみに次は、『ある過去の行方』を観返す予定です。