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プリティ・ウーマンのyuriのレビュー・感想・評価

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)
3.9
金ローで鑑賞

リチャードギアが、なぜ娼婦に興味を持ったの?と最初腑に落ちない感じがあったが、2人は似ている、お金の為にと割り切って仕事をしている、父親を亡くして、奥さんと別れて、彼女とも別れて、、
ボロボロの精神状態だった時に、桁は違えど自分と同じ様に割り切って仕事しているジュリアロバーツが凄く楽しそうで明るくて天真爛漫で、魅力的に見えたんだろうなぁ。。
なんか分かる気がした。

ずーっと寝ないで食べないで仕事ばかりしているリチャードギアが、突然休んだり(しかも何してるって芝生でゴロゴロ)、100万ドルの買収の話をフイにして会社立て直しに舵を切ってみたり(感情的に仕事したって、幸せならそれでいいじゃん)、2人が出会う事で、お互いの人生と価値観を改めて見つめて変わっていくのが、凄く好き。
リチャードギアは、何のために人から嫌われてこんな嫌な仕事してるんだってきっと思うし、それより何より、少しでも長く幸せな時間を過ごす事が人生の目的だって思ったんじゃないかな。
仕事相手であっても、好きな人には好かれたいし。

好きになるから唇にキスしないって言ってたのに、どんどんお互い好きになっていくのが見てて分かって、寝てるリチャードギアにキスしたシーンがめちゃくちゃグッときた。
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