よ

愛情萬歳のよのネタバレレビュー・内容・結末

愛情萬歳(1994年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

本作のシャオカンの目線に映る世界はもはやBSSですらなくて、一丁前に備え付けられた情欲をひとり遊び以外で発散する術を知らない男による魂の嘆きだった。軋むベッドと嬌声だけを頼りに想像力を働かせて、音を立てぬよう最小限の動作で右手をズボンの内に忍ばせるショットの弱々しさに涙。おれも同じ状況なら泣きながらシコる。
ラストカット、この映画いつ終わるねんってくらい女の子が泣いてた。そんなに涙出る?
言いたいことは前作と変わってないと思うんだけど、行間を読ませる作風すぎて疲れた頭にはヘビーだった。こんどまた見返す。
よ