チャランポランな家庭に産まれた、聡明すぎる少女マチルダが主人公。でも家族はテキトーすぎてマチルダの凄さにまるで気づかない。やがて念願の学校生活が始まるが、なんとそこには子供たちをいたぶる怪物のような校長がいた。案の定目をつけられたマチルダは、一泡吹かせてやろうと一計を案じるが──
家族がテキトーすぎてマチルダを思わず応援したくさせるツカミが上手い。まんまと狙いどおりマチルダファンになりました。
冷静に内容を考えると、虐待描写や「そんなことあるぅ?w」という感じのツッコミどころ満載なので、ゆるーく見るのが吉。
コメディテイストなので老若男女を問わず観やすいと思われる。よく考えるとエグいことやってるという部分も含めてホームアローンみたいなイメージ。
校長のパワフルさに『創竜伝』の小早川奈津子を思い出した。(誰に伝わる例えだ?)
総評:劇場に観に行くほどの作品ではないが家でのんびり観れるならオススメ。