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ティファニーで朝食をのぉゅのレビュー・感想・評価

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)
3.5
2020年 鑑賞
トルーマン・カポーティ先生の小説が原作。監督はブレイク・エドワーズさん。

華やかな世界に憧れるホリー・ゴライトリー(オードリー・ヘップバーンさん)は、収監中のマフィア、サリー・トマト(アラン・リードさん)と面会し、彼の話す「天気予報」をある弁護士に伝えることで多額の報酬を受け取り生計を立てていた。彼女と同じアパルトマンに自称作家のポール・バージャク(ジョージ・ペパードさん)が引っ越してくる。ポールが最後に出版したのは何年も前で、今は裕福なあるマダムの愛人をしていた...

オードリー・ヘップバーンさんの代表作といえば?とアンケートをとると、「ローマ」か「マイフェア」かこの作品と答える方が多いかと想像するが、実は... どれも観たことないんです。なんだかんだで今は「ヒャッホー」と雄叫び上げながら鑑賞。

ヘプバーンさんの演じられた役、今まで観た作品では、本屋さんと探偵の娘と富豪(贋作作家)の娘。お転婆のお嬢様ってイメージが強かったんだが、この作品もお嬢様なのかと、タイトルとか、ヘプバーンさんの勝手なイメージでそう思っていたのだが... 娼婦っ!で、タバコもスパスパッで... かつ恋愛の相手が、売れない作家兼、富豪マダムの愛人... まさかこんなストーリーだったとは... でもお転婆さや気品はあって、相変わらずお綺麗だった!雨の中で、猫を抱きしめる姿は綺麗だった!

ヘプバーンさん自身が歌った劇中歌「ムーン・リバー」。有名らしいのだが ... 恥ずかしながら、初めて聞いた(と思う)。美しい音色だった!特に...

タイトルを表した「オードリー・ヘプバーンがティファニーのショーウィンドウを前に朝食を食べる」写真やシーンが印象的過ぎて本当にそうなるんだと信じ切っていたが、 “ティファニーで朝食を食べるご身分” というたとえで、むしろティファニー側がこの作品に寄せたんだとも知った(当時ニューヨーク5番街にあるティファニーは宝石店であり実際のレストランではなかったが、映画の影響を受け2017年にブランド初となるダイニングスペースがオープンした)。また一つ勉強になった!経験値が若干上がったかな?
現実側が映画に寄せるという話は多いよね!有名なのは「BTTF」の自動でフィットするスニーカーだね!

この作品の原作者の先生とは違い、私はこの作品は嫌いでも、コケ下ろすこともしたいとも思わない!

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