こういう女嫌いだわ〜って思いながら観てた。自分でもどうしたらいいかわってないくせにとても破壊的で、周りがすげえ振り回されるやつ。近付いても決して良い事無い。よっぽどの事がない限り家庭的に平穏に暮らすなんて無理。映画はああいう結末を迎えたけど、俺はそう思うね。
但し、映画としては結構面白かった。どういう風に展開していくか割と読めないし、人の心の機微をすごく良く捉えてると感じた。
古い映画だからだけど、猫を雑に扱ったり、そこらへんの道路とかで平気で煙草ぶん投げたりしてんのは草生えた。
あと特筆すべきは日本人の描写。今となっては典型的過ぎて一周回って許せるけど、同時代人だったとしたらあんまり良い気はしない気がする。名作映画とは思うけどやっぱあれは普通に汚点かな。ただ、役者自体は結構すげえよね。白人がやってんでしょだって。こう言っちゃあれだけど滅茶苦茶日本人っぽかった。まあ悪意は無かったんだろなあ。単に想像力が至らなかっただけで、って感じ。