ゆ

ティファニーで朝食をのゆのレビュー・感想・評価

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)
5.0
柔らかくキラキラした、美しい映像と女の子と音楽に
ずぅっと身を任せていたくなる映画

オードリーヘプバーン可愛すぎる
スタイルもお顔も満点完璧で、神様がていね〜〜〜いに作り上げた女の子って感じ
ホリーなかなか訳わからない性格してるけど
ここまで整ってると気にならないもんだなぁ
チャキチャキしていて自由で明るく生きているその影に、孤独とコンプレックスと脆い軸が隠れていて愛おしい

アジア人差別だとか、猫が可哀想だとか
他の映画だったら気になっていたと思う
でももはやどうでもいい、そんなこと
言葉や運命に静かに心動かされる、大好きな映画がひとつ増えた
またいつか、気持ちが赤くなったときにでもゆっくり観たいな

「ステキでしょ。ティファニーよ。分かった?ここに不幸なんてないでしょ。」

「人のものになりあう事だけが幸福への道だ。
自分だけは自由の気でいても、生きるのが恐ろしいのだ。
自分で作った檻の中でいるのだ。
その檻はテキサスでも南米でもついて回る。
自分からは逃げられないからだ。」
 
ゆ