MountainDew

デッドマンのMountainDewのレビュー・感想・評価

デッドマン(1995年製作の映画)
4.0
「エル・トポ」からなるアシッド西部劇群の一つ。
西部劇の既存の殻を破いて新しい解釈を取り込んでみようとする流れである。
特にジム・ジャームッシュは自分なりの色にジャンル映画を変えていくことが多いので今作もそこは上手く機能してたと思う。
モノクロでの撮影も西部劇調のあのむせかえるような濃厚な色調を抑えてクールでそれこそ夢見心地な死者の世界のような雰囲気を醸し出していた。
もしかしたら普通の西部劇のノリが嫌いな人でも今作ならすんなり入り込めるかも。
生でなく死に向かっていく死での旅というテーマもよい
今作はなりよりももうね、ニールヤングの即興演奏からなるライブ感あふれるスコアですよ!劇中よりなんなら響いて存在感がありましたし時には効果音的にうまーく作用していました〜あの歪んだ音がたまらない‼︎サントラ買おうかな
そんな映画。
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