強烈な反戦歌です。
アメリカで流行した、とある映画作品のネットミームから分かるように、虐げる立場は、虐げられる立場のことをよく分かりません。
BLMやダイバーシティを忙しなく唱える世相を持ちながらも、結局のところ分からないことは、分からないのです。
覇権国としてのパフォーマンスによって失われた多くの命たちを忘れるわけにはいかないです。
事件から僅か8年しか経っていないわけですから、描写が相当リアルです。
原爆を体験した方々にしか分からないナマ感が焼き付いています。
同じ過ちを繰り返したくありません。
そう強く思わせる一本ですよ。