このレビューはネタバレを含みます
好きなシーンがかなり多かった。
けどやっぱり、デニーと2人、砂浜でマフィアの親玉に引き金選ばせてるシーンが一番好きかな。
言葉少なでもお互いのことをbrotherと心から想う気持ち、常に死がすぐそこに迫っていることへの爽やかな恐怖と諦めといった色んな物が詰まっていて、北野武の死生観が見えたような気がした。
一方で、事務所の死人たちで出来た"死"とか、何かあればすぐ指詰めたりとか、そういう笑いどころ(?)がたくさんあってそれも楽しかった。
好きな映画はたくさんあるけど、その中でもこれは5本の指に入るくらい良かった。
「ケジメつけろ」が自分の中でしばらく流行語になりそう。