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ジョジョ・ラビットのshaのネタバレレビュー・内容・結末

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

テンポが良く、間延びするシーンがない。
しかしながら、エルサと絆を深めていく過程や、イマジナリーヒトラーを通じたジョジョの葛藤や心の変化は丁寧に描写されている。
ロージーの脚にしがみついて大泣きするジョジョ、ロージーが死んでしまったことを察してジョジョのやり場のない痛みを受け止めるエルサには胸が痛くなった。

キャプテンK、ロージーなど、ジョジョと関わる大人が道徳を捨てていない人たちでよかったなと思う。ヨーキーは子供ながらに素直すぎる面があるが、ウサギを殺せの大合唱に参加しなかったこと、ジョジョがユダヤ人と仲良くなっていることに何も思ってない無垢な態度はジョジョの救いになっていた、はず。
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