ねずねこ

鍵泥棒のメソッドのねずねこのレビュー・感想・評価

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)
2.8
うーん、アイデアとか役者さんは悪くないんだけど、まとめ方が残念賞。
まず、導入部分がだめ。くどいし分かりやすくない。20分くらい経ってから面白くなったけど、それまでが本当に退屈。見るのやめようかと思いました。映画が始まるワクワク感がない。これは演出がだめなんでしょうね。伏線張ってるつもりなのだろうけど、見てる側としては分かりにくくてイライラする。
あと、音響も微妙。サイレンの音がなんだかなあ。最後らへんのシーンのBGMも空気読んでない。自然さに欠けると言うか妙に浮いてた。
香川さんの演技力はさすが。表情が魅せます。堺さんと広末さんは、悪くないのだけど、ちょっと性格がよく分からないというか矛盾を感じた。脚本が悪い気もするけど…。
カメラの見せ方は好きです。映像感も。
なんかストーリー以外のところに気が散ってしまうのがもったいないかな。非常にもったいない。掴みが甘い。

期待してただけに残念。もっとうまく出来たはず。
うーん、やっぱり邦画は合わないのかなあ^_^;

役者 0.7
脚本 0.5
演出 0.4
音楽 0.5
好み 0.7
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