すごく好きな雰囲気だったけど、社会的なことを考えすぎて病む…笑
この映画見る前は、75歳以上になったら安楽死選べるとかいいじゃん〜って思ってたんですが、見てみるとそんな制度やめよ…ってなりましたね、、、
その制度を使って死に至る人たちって、きっといい人が多い。人様に迷惑かけないようにしようだとか。生活保護もらって生きていくぞ〜い💫みたいな人はいなさそう。こんな言い方あれだけど、所謂「老害」と言われる人々は普通に天寿を全うするんじゃないかな。そうなると何かもう…この制度の意味よ…命の選別をするようで嫌な考えだけど。
生きていくのって大変だし、年を取るとさらに大変だと思う。でも生きていくしかないのではなかろうか。
年を取ると友達だって亡くなるし、家族にはやっかまれるし、孤独を感じるんだろうなあ。
そんなとき、どうやって生きていけばいいのだろう。たまには考えたい。
親戚のおばさんが年のせいか病んでしまったけど、元々すごくオシャレで明るくて素敵な人。
こんな人が何故…と思ったけど、この映画見て少し分かったかも。
生活保護を受け取らないミチさんを見て、やっぱりプライドとかあるよね、と気付かされた。
立派だった人ほど、抗えない老いからくる人生の落差に絶望しそう。
ミチさんの部屋だって、あんなに綺麗で、シャキシャキしてて、死を選ばなくて良さそうなのに、孤独がそうさせたよね。
年を取るの怖いなぁ。
うちのばあちゃんの話もたまには聞いてあげないとなのかもなあ。
さり気なく、技能実習生（かな？）の問題にも触れてて、社会を捉えて問題提起してくれるなと。その表現がともすればストレートすぎるから、元気ない時に見るのはつらい映画だね。
脚本 7
演出 8
音楽 9
俳優 8
好み 7
