ENDO

監獄ロックのENDOのレビュー・感想・評価

監獄ロック(1957年製作の映画)
4.0
顔は赤ん坊、眠そうな瞼と虚ろな心。カリスマ性が凄まじいが、それ故に金以外で自らの価値を推量れない哀しみが画面を覆い尽くす。召集前のエルヴィス全盛期にも関わらずいつも不貞腐れた表情。母性に溢れたビジネスパートナーのジュディ・タイラーが撮影終了の数日後に事故で帰らぬ人となる。そういうの含め伝説。スターの孤独が作劇の外へ漏れ出してしまう佳作!
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