核実験の影響で突然変異したヘビにうっかり咬まれて体調不良になる。ははーんヘビ男ですかぁと思ったら咬まれた左手がそのままヘビになってて意表を突かれた🐍

咬みつきはモチロン、舌を伸ばして獲物の首に巻きついたり毒液を吐く。目まで付いてんでやんの。本人は朦朧としつつも意識を残してるので「くっ…しずまれオレの左手…！」状態。斧で切り落としてもまた生えてきたり終いにゃ本人まで這いずり回っちゃったり口からミニ蛇を出したり…可哀想で泣きそうになりました



と、文字で書くと面白そうですけど流石に作りがショボ過ぎた。全ての画が暗い…と言うか黒い上、各殺害シーンは被害者のドアップばかりなので何が起こってるのか推理力と想像力をフル動員させなきゃいけない。演技やテンポも、年代を考慮したとしてもちょっと厳しい

無意識に左手でヒロインの股間をまさぐってたり、助けてくれた人の家で罪の果実の一節が読まれてたり…オモシロ展開になり得る踏み切り台はいくつもあったのに全スルーで勿体なかったなぁ。最後にヒロインがえづくシーンでも入れれば良かったのに🚼
都合よく人間味を残したスパイダーマンってズルいよねとか蛇プレイなど妄想だけは刺激してくれましたよ

腕が骨まで蛇になってるのを病院のレントゲンで見せてくれる演出は素晴らしかった。クライマックスの、装填中のホチキスみたいなアゴ上下裂けもステキです✨

• #アゴ

蛇に噛まれて蛇男になる話かと思いきや、噛まれた左手が蛇になる！
何て斬新な発想！と最初はワクワクしたんだけど、その面白さを活かしきれない展開にがっかり。
跳ねる要素はめちゃくちゃいっぱいあるのに、テンポが遅く全体的にもっさりしてるせいで残念な印象しか残らない…。

SFXはお馴染みスクリーミング・マッド・ジョージという事で、後半から徐々にお目見えする特殊造形のクオリティは申し分ない。
…はずなんだけども全体的に映像が暗い、というか真っ暗なので何が何だかさっぱり。
映画鑑賞に於いてSFXを重要な楽しみにしてる自分にとっては、もどかしいを通り越して拷問かと思うくらい何も見えない（泣）
蛇の左手が人を襲うシーンも「ご想像にお任せします」のスタンスで視聴者の想像力に委ねすぎている点もマイナス。
そのうえテンポが激悪ときたもんだから、これなら70分くらいに収めて勢い勝負で突っ走る作風にした方がもっと楽しめた気がする。
左手が蛇になるなんてギャグでしかないんだから、真面目ぶらずいっそコメディホラーにしちゃえば良かったのに。

そんな感じで全体的にもどかしく消化不良な一作でしたが、見事にパックリと上下に開く口裂けのSFXには心からときめいたし、ここだけはちゃんと明るい画面で見せてくれる制作陣の良心には素直に感謝したい。

SFホラー
監督・脚本：フェデリコ・プロスペリ

核実験の影響を受けて突然変異した毒蛇に噛まれ、次第に蛇へと変身していく青年の恐怖と苦悩を描くバイオ・ホラー。

若いカップルが砂漠の街をドライブしていた。どこからか車内に侵入した毒蛇が青年に噛みついた。突然変異のミュータント・スネーク。噛まれた人間が次第に蛇人間と化してしまう。

舞台はアメリカのテキサス州。
クラークとリサのカップルは砂漠の街をドライブ。
近道しようとして立入禁止区域に入り込んでしまう。
途中、核基地の近くを通った2人は道路におびただしい数の蛇の大群を目撃する。どこからか車内に1匹の蛇が入り込んだ。
その蛇がクラークの手に噛みついてしまった。
クラークはすぐにワクチン注射をしてもらうが、噛まれた傷は酷くなる一方、彼の性格にも変化が起こる・・・という物語。

クラークの手が巨大な蛇の頭に変身する。
てっきり蛇男になるのかと思ったら噛まれた腕だけ。
やがて、人々を襲いはじめるクラークが自分の手を切り落とすが、切っても切っても蛇の頭が再生する。ピッコロ？（笑）
次第に、クラークの全身は毒蛇に支配されていく。
口から蛇がニョロニョロと出てくる場面が気持ち悪い。
巨大な蛇と化すが、そのモンスターの造形がチープ。
画面が暗くて見づらく、何が起こってるのかわからない場面もあり。核実験の影響でモンスター化したクラーク、可哀相。
ラスト、青年の悲哀感が漂う。ちょっと物足りなかったなぁ。

• #SFホラー
• #モンスターパニック