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ロスト・ワールド/ジュラシック・パークのzukkiのレビュー・感想・評価

4.1
面白かった(当然の如く)!!
小さい頃からのベスト映画。午前十時の映画祭にて鑑賞。

前作『ジュラシック・パーク』が脚本の映画だったとすれば、今作はまさしく演出(=スピルバーグ)の映画。
大スクリーンで見るトレーラー落下のシーケンスは流石にドキドキしてしまった。

スピルバーグ監督は、動くものや臨場感を物凄く大事にしている。画面の前を一瞬だけ横切るもの、背景で動き続けるもの、それが大切。主要な人物がすぐわかる構図、そして切らないカメラワークは本当に凄い。実際、カット割りではどう表現していたのだろうか。

本作では、似ても似つかない映画だが『めまい』『鳥』など、ヒッチコックの引用も見つけることができる(ジャンルが全然違うので奇妙な気がする)。

大音響だからこそ、ジョン・ウィリアムズの、音楽としても聴き心地の良いメロディラインを楽しめた。
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