キモいんですよ、このエスターが。だから気持ちいいんですよ。恐怖映画として。
エスターの女優さん撮影当時13才で、見た目は10才で中身は33才で、しかも反社会性人格の殺人鬼。こんな難解な役をこなす、この子役こそが怖い才能だわっ！(親御さんはこの仕事躊躇とかせんかったのかな？)
しかし、このエスターの印象が強すぎて、以降の出演作、観てるのに記憶にない…。そして結局13年後に今度は23才で9才のエスター演じるって…そこも狂気の沙汰でしょ。楽しいね！
はてさて、「子供が悪で怖い」というより、「子供に見えるけど大人」が怖いポイントなので、オトンを誘惑するくだりの見た目のギャップのおぞましさが…楽しいね！
カメラワークの(これエスター視点？)てミスリードさせる常套手段などふんだんに取り入れて、古典的スリラーの風格すら感じます。
続編のエピソードゼロを観るのが楽しみっす！
