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海辺のポーリーヌのokapiのレビュー・感想・評価

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)
3.8
フランス人の国民性が如実にでてる映画と感じた。愛への強い傾倒、自由が全て、喜怒哀楽を全面に出す、自分の考えをはっきり言う。各々が愛への議論を語ってるだけの映画を一本作ってしまうのがすごい。愛なんて漠然なものは、自分だけが哲学を持っておけばいいんだね。

ポーリーヌの白いワンピース姿がまぶしい。
話とは関係なく、映像から肌と服のあいだに通る気持ちのいい風をなんだか感じる感覚が心地よい。

足に砂を掛け合うシーンがなんとも言えない距離の間合いを表していて好き。

ファッションと女優だけで楽しめる映画。
でもフランス映画はやっぱりうとうとしてしまう。
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