デヴィッド・フィンチャーなのに、何故か見逃してた作品。GYAOにあったので鑑賞。
全編ほぼ家の中だけで展開されるサスペンス。
パニックルームという特殊な部屋に逃げ込んだ母と娘。押し入った泥棒3人との、厚い壁を挟んだ攻防が、中々面白いです。あまり目にしたことなかったパニックルームの特殊性が生かされているのかな?
限られた空間ながら、カメラのアングルを工夫したりして飽きません。
普通のサスペンスとしてはよく出来ているし、楽しめますが、フィンチャーなら、もうひとひねりもふたひねりも欲しいと思ってしまうのは贅沢でしょうか?
悪人が結構間抜けだったり、いい人だったりするのも、なんだか中途半端な感じがします。
ジュディ・フォスターの元旦那役が結構歳とってて父親かと思った^^;。彼女の娘役が、クリステン・スチュアートだったんですね〜。面影あります。
犯人役にフォレスト・ウィッテッカーやジャレット・レトを配するなど、魅力的な配役です。
フィンチャー印を期待すると物足りないですが、普通のサスペンスとしてなら、まずまず楽しめると思います。