非論理的なものの象徴。
"例えば、愛。"
やっぱりすごいですこの作品…!
途切れることない重量を感じさせる空気の一貫性と、人間ドラマの重なり方が嗚咽出るほどに苦しい。
映画全体を包む雰囲気に惚れ惚れですし、何度見ても切ない余韻に浸らせてくれます…!
自分を救ってくれるものって、ほんの些細なことだったりしますよね。
ふと向けられた笑顔であったり、ちょっとした一言であったり。
周りから見たら、たったそれだけ?と思えることであっても、愛はその生まれの大小に関わらず尊いものですね。
ラストの慟哭はやるせなくて、苦しくて、、、
堤真一の真に迫る演技が素晴らしすぎます…!
しんと冷え切った年の瀬に見返したくなる作品です。