"羽ばたけ、自分"
変わりたいけれど、どう変わりたいか自分でもわからない17歳の少女。
子供と大人の境目の心境の変化がもどかしくも素敵な作品でした!✨
クリスティンって名前があるのに自分のことを"レディ・バード"って周りに呼ばせたり、イキってやんちゃしてみたり、でもそれが性に合っていなくて空回りしたり。
思春期の拗らせ行動って世界共通なのですね。
なんとなく拗らせって日本人特有ものだと思っていたので安心しました。笑
彼女にとっては黒歴史かもしれませんが、思春期は、ああでもないこうでもないって失敗を繰り返して、自分の在り方を探すために必要な時期ですね。
素直になれない母娘に挟まれるお父さんがいいキャラしてましたね!
常に両者の味方であり続けようとするがゆえに、ちょっとずるいぞ!って思ったりもしましたけど。笑
空港への見送りのシーンはもどかしいけれど、親子のリアルな距離感が感じられて、子供も親も成長の途中なんだなって。
お互い素直になれる日が早く来るといいな。✨
思春期の少女の成長だけではなく、それと向き合う親の成長も描いたもどかしくも素敵で素直な作品でした!