ゆ

コズモポリスのゆのネタバレレビュー・内容・結末

コズモポリス(2012年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

A spectre is haunting the world,
the spectre of capitalism

私は一体何を見せられていたのか。

資本主義の勝者たる完全主義者の生活に、
綻びが生じていく物語

彼の乗るリムジンは彼そのものであり、
ハイテク機器、ドリンクサーバー、果ては
便器でさえも備え付けることで万能感を感じていたのか。
それに対し車体を一度ぶった切り引き伸ばした歪さは過度な抽象性を齎していた。

彼の外殻であるリムジンの変化、彼の装いや対称性の変化に彼自身も気づいていたからこそ、自発的な変化を自身に与えた。

対称と非対称
ポロックとロスコ
無限に増殖するネズミ
総じてわけわかめ
ゆ