このレビューはネタバレを含みます
なんだか難しかったけど、主題は台詞じゃなくてコンテキストにあったんでしょう。
無機質に見える彼にも子供の頃から世話になってる床屋がある。金があってもなくても人に囲まれてても孤独は存在する。図書館の裏の公園で日向ぼっこする人に憧れる。そういうことに幸せを感じられる人に憧れる。人生においての成功とは何か。チームスポーツはやめてしまった。視野狭窄から抜け出しすしなやかさを持つにはどうすればいいか。彼にもアートを愛する心があった。だから詩人に惹かれたんだろう?だから彼女との間に壁を建てたんだろう。