にっきい

サニーサイドのにっきいのレビュー・感想・評価

サニーサイド(1919年製作の映画)
2.5
山羊が本当に紙(楽譜)食べてました。

アップリンク京都で『フォエバー・チャップリン チャールズ・チャップリン映画祭』がやってたので観た事無い作品を選んで観てきました。
久々のランチャップリン。

エバーグリーンホテルの雇われ人の話し。
これはチャップリンがスランプの時期に撮られた作品で、チャップリン本人ですら失敗作と認めてるそうです。
観た感想としてはそこまで酷いとは思いませんが、破綻してるとまでは言いませんが、ストーリーに一貫性が無く何を観せられてるんだかヘンテコな展開。
ホテルのオーナーに叩き起こされてもあの手この手で二度寝しようとするのはいつものチャップリンにもある事だけど、彼女の弟に知的障害がある設定で、邪魔になるからとチャップリンが遊ぶフリして虐待したり、橋から落ちて気を失ったら天使?妖精?みたいな若い女の子たちが出てきて踊り狂ったり、突然現れた都会の紳士に彼女が惚れると、紳士の真似をしたりして観てて痛々しい。
結局フラれるし。
朝食を作るシーンで鶏連れてきて卵産ませたり、牛連れてきて直接牛乳絞ったりと、いつものようにどこか抜けてる面白いシーンもあったけど、全体的にまとまりの無い作品でした。

さて2022年のレビューはこれで終わりです。
下書きがまだ少し残ってるので年明けもしばらくは2022年に観た作品のレビューが続きますが。
それでは今年映画館で観た映画(リバイバルは除く)のベスト10の発表です。
①スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 🇺🇸 アクション
②ティル・デス 🇺🇸 ホラー
③トップガン マーヴェリック 🇺🇸 アクション
④ナイトライド 時間は嗤う 🇬🇧 サスペンス
⑤炎の少女チャーリー 🇺🇸 ホラー
⑥シャドウ・イン・クラウド 🇺🇸🇳🇿 ホラー
⑦ガンパウダー・ミルクシェイク 🇺🇸 アクション
⑧グレイマン 🇺🇸 アクション
⑨女神の継承 🇹🇭🇰🇷 ホラー
⑩声/姿なき犯罪者 🇰🇷 サスペンス
相変わらず世間の評価とはかけ離れたベスト10になっちゃいましたw
1位の『ノー・ウェイ・ホーム』は圧倒的。
まさかあんな展開になるとは思ってもいませんでした。
その他ではB級ホラーに面白いのが多かった印象です。
『グレイマン』は配信用作品ですが、一部劇場で上映されたので観ることが出来ました。
配信限定の作品が増えるのが悲しい。
それでは皆さま良いお年を!




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2022年12月30日
鑑賞回:12:45〜14:15
劇場名:アップリンク京都
座席情報:スクリーン1 H-4
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:30分
備考:『キッド』併映
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