ずっとあの親子が一緒に歩いている姿を見ていたかった…
【感想】
子供の頃TVで何度か見た気がするが、なんだかんだ最後まで視聴したのは初めてかもしれない。
改めて見ると、よくできた作品でした。
小さい頃は、アニメやディズニー作品は子ども向けに作られているのだと思っていましたが、最近ではその考えが逆転している。
大人なってからの方が作品に対して理解できることが多く、より楽しめるようになった。
父親のムファサが息子のシンバを叱ったり、人生のアドバイスをしたり、時にはジョークを言い合ったりする姿を見ると、気持ちが穏やかになる。
こういう親子の愛が感じられるシーンをずっと見ていたかった。
だけど、シンバが親里を離れて暮らしたように、人は親元を離れて、初めて大きく成長するのだと感じる作品でした。
異なる価値観や刺激、出会いがシンバを成長させた。
そのとき、初めて親の存在のありがたみに気づくことができ、大人になっていくのだと思う。
2025年 29作目