ショーさんの映画レビュー・感想・評価

ショー

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ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.7

心で会話できる友達は手放すな。

【感想】
アフリカの田舎育ち女子高校生がアメリカの学校に入学する。初めてできた友達の復讐を手助けするためにカーストトップの女子グループに潜入し、彼女達と共に日々を過ご
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コーチ・カーター(2005年製作の映画)

4.0

現実を教えてくれることも優しさ。

【感想】
弱小バスケ部に現れた新たなコーチ。試合に勝つために生徒に厳しく指導する。そして、彼が生徒に伝えたい本当の思いとは…。

こんなにも生徒と向き合ってくれる人
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.6

えっ、えっ、えっ?

【感想】
「覆面警官としてマフィアに潜入するディカプリオ。覆面マフィアとして警察内部に潜入するマットデイモン。」

この設定とキャストを見て、面白くないはずがないと思って視聴した
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名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

幸せと自由は相反する。

【感想】
これまた難しい作品でしたけど、その難解さを理解するまでが映画の醍醐味とも言える。これだから、アカデミー賞作品を観るのは止められん!!

反社会(政府)を謳うボブ・デ
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トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

"見捨てる"という選択肢はない。

【感想】
個人的に血が出るほどのバチバチの殴り合いの映画はあまり好まないが、本作はとても見応えのある作品でした。

アクションのバリエーションとそのスピードが凄い。
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35年目のラブレター(2025年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今ある生活に感謝を込めて!

(ストーリー)
笑福亭鶴瓶が演じる主人公の西畑保は、文字の読み書きができず、人生に生きづらさを感じながら生きてきた。そして定年退職を機に、彼は夜間中学で勉強することを決意
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Flow(2024年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

自然の力。

【感想】
「インサイドヘッド2」や「ロズと野生の島」を抜いて、アガデミー賞オスカー賞を勝ち取った本作は、「どれくらいのものなのか?」と、期待を膨らませながら見てみると、それは想像以上のも
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キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

キャプテン・アメリカが背負う重圧。

【感想】
ロジャースから「キャプテン・アメリカ」の後継者を引き受けたサム・ウィルソン(通称:ファルコン)。しかし、彼が背負った責任はとてつもなく大きなものだった…
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.8

車と話す男。

【感想】
長くて暗くて難しい作品。
日常での台詞が自分の言葉ではなく、まるで台本を言っているかのような他人の言葉にしか聞こえない。
子供の頃によく聞いたラジオの「読み聞かせ」の話し方そ
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.9

あなたのペットは幸せですか?

【感想】
寿命が尽きると違う犬に転生し続けるペットと飼い主の絆を描く物語。

私はペットを飼ったことがなく、あまり物語に感情移入できなかったことが少し残念。
だけど、こ
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ウィキッド ふたりの魔女(2024年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

嫌われる勇気。

【感想】
個人的にミュージカルはストーリー性が欠ける印象を持っていたが、尺が長い分、その面においての心配は解決された。
もっと魔法がバンバン使われると思っていたが、どちらかと言えば登
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

4.2

奇跡は起こすもの。

【感想】
ほとんど視力のない男性が嘘をついて一流ホテルの見習いとして働く。しかし、目の見えない彼に様々な試練が待ち受けていた。

サリヤが人並みになるためには、人並み以上の努力を
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映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)(2024年製作の映画)

3.3

No Music, No Life.

【感想】
「音楽」の力で無限に増殖するヴェノムみたいなヤツから地球を守る。

『ドラえもん』の映画は多分、小学生か中学生ぶりかな。個人的に音楽やクラッシックが
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

4.1

歴史こそ最大の暴力。

【感想】
収容所にいるユダヤ人の少年・シュムールと、それを監視するドイツの軍人の息子・ブルーノが出会う物語。

ユダヤ人という理由で生まれた時から、番号の付いた縞模様のパジャマ
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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.8

一人の男に乗客全員の命運がかかっている。

【感想】
メールを通じて犯人とのやりとりが始まる。そこで、犯人の指示に従わないと飛行機の乗客を一人ずつ殺していくと警告される。ストーリーは『セキュリティ・チ
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

3.8

あの都市伝説は本当なのか?!

【感想】
ジブリを表す象徴的キャラクター「トトロ」。とても可愛い。しかし、コイツの正体は未だ謎のまま。おばけ?妖精?死神?

トトロを見たのはサツキとメイの2人だけ。こ
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紅の豚(1992年製作の映画)

3.9

「飛べねぇ豚は、ただの豚だ。」
こんな意味の分からんセリフがこんなにもかっこよく思えるなんて。普通の豚が言っても何も響かないのに、この男が言うと説得力がある。
そして、この男のダンディな振る舞いと渋い
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.5

毎年クリスマスになるとやって来る。

【感想】
何度見たか分からないくらい毎年クリスマスに放送されているような気がする。
泥棒に罠をかけて懲らしめるシーンも面白いが、序盤のケビンが置いていかれる所は可
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リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

3.4

歌が良い。楽しそう。

『アンダー・ザ・シー』の「隣の海藻は青く見えるさ」の表現が好き。
他の海藻を羨む思いもあるが、海はとても素晴らしい場所であるという意味も含まれていて良い。逆に海以外は危険な場所
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ドラゴンボールZ 絶望への反抗!! 残された超戦士 悟飯とトランクス(1993年製作の映画)

3.6

最後の切札。

【感想】
『ドラゴンボールZ』のセル編のスピンオフ。
悟空が病気で死に、ベジータやピッコロ、他のZ戦士達が人造人間に殺された世界線。

最後の切り札として地球の平和を守っていた孫悟飯も
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.0

おばあちゃんが作ったパイは美味しいのかな?

【感想】
魔女って聞くと怖いイメージがあるけど、この世界の魔女は宅急便として人々の役に立っているのが良い。
田舎育ちの少女が都会に出てきて、ソワソワする感
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.4

残された家族にできることとは…

【感想】
わずか12分で語られる親子の絆。
娘の死をきっかけに劣悪な関係になっていく夫婦。毎日娘の日々を振り返っていくたびに、どんどん悲しみで溢れていく。

娘が最後
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SING/シング: Thriller(2024年製作の映画)

3.4

映画『シング』のスピンオフ。

13分じゃ物足りない。あっという間だった。誰でも分かる曲だからこそ盛り上がるよね。歌もダンスも上手いマイケルジャンクソンは、まさに今の音楽を形作った人だね。

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

3.3

今はもうへっちゃらさ!

【感想】
人形殺人鬼のチャッキー。
昔だったら、怖くて夜も寝れずにいていただろう。
でも今見ると、「あー、動く人形か。」くらいの感覚。
ちょっと顔が可愛いせいか、あまり怖さを
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Broken Rage(2024年製作の映画)

2.3

何じゃこりゃー!

【感想】
見る前はストーリ性がない分、面白さに全振りしてるんだろうなと思っていたが、正直まったく笑えなかった。
唯一、錦鯉の長谷川さんの写真を見て鼻で笑ったくらい。あと、宇野さんが
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

家族の在り方。

【感想】
「家族とは何か?」ということを非常に考えさせれる作品でした。もちろん血縁関係の面が大前提なのかもしれないが、「居心地の良さ」というのも大事な要素であると思いました。登場人物
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今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

3.4

母が作った弁当、また食べたい。

【感想】
反抗期の娘は普段あまり会話してくれない。だから、嫌がらせ弁当で娘に思いを伝える。

もちろん感動する場面はあったが、面白さやストーリー性においては、やや欠け
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.0

それでも私は闘います。

【感想】
慢性神経病の患者は、脳から神経への信号が途絶えて外部からの情報を記憶できない。
つまり、自らの意志で何もすることができず、身体だけが存在している状態。
それは、まる
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ライオン・キング(1994年製作の映画)

3.6

ずっとあの親子が一緒に歩いている姿を見ていたかった…

【感想】
子供の頃TVで何度か見た気がするが、なんだかんだ最後まで視聴したのは初めてかもしれない。

改めて見ると、よくできた作品でした。
小さ
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ミッシング(2024年製作の映画)

3.9

発信することを軽視してはいけない。

【感想】
行方不明の娘を毎日探し続ける夫婦。
内心はとても辛さそうだが、娘のために頑張る彼女たちの姿を見ると、強く心を打たれます。
早く娘さんが見つかって、安心で
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野生の島のロズ(2024年製作の映画)

4.5

きっと今は自由に空も飛べるはず。

【感想】
新感覚アニメーション。
とにかく動物や自然の背景の絵が綺麗すぎる。
色んな動物が出ていて可愛かった。
動物の動きや捕食シーンが細かくて、物凄くリアルだった
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.6

結局、何かに夢中になれてるヤツが1番かっこいい。

【感想】
桐島の存在感が半端ない。
部活ではエースで、学内ではカーストの頂点。
彼がいなくなった途端、いろんな人を混乱させる影響力。
姿を見せないキ
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ファーストキス 1ST KISS(2025年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

分かっていても…

【感想】
最初に言っておきますが、映画館で見ると、きっと後悔します。
涙がヤバいって。

過去に戻って何度もやり直すが、肝心なことだけは変わらないという現実に虚しく思える。

また
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.8

まるで道具みたいに…

【感想】
物を買いに行かせる。
お金を稼がせる。
盗みをさせる。
人を殺させる。
男といる時は邪魔者。
生まれてきた時から母親の道具として扱われる。
それでも、母親のそばを離れ
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.6

彼が残したのは、
変わることのない不変的なもの。

【感想】
最後の山に向かって叫ぶシーン。
まるで手紙でやり取りをしているような丁寧なセリフ。
「お元気ですか?」
病室で応える藤井樹。
「お元気です
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アラジン(1992年製作の映画)

3.8

ディズニー映画の中で1番好き。

山寺宏一の代名詞とも言えるジニーの踊りと歌がクセになる。
魔法で願いを叶えてもらうウキウキ感も味わえて良い。

「A whole new world」が良い曲すぎる。
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