ロックウェルアイズ

ビートルジュースのロックウェルアイズのレビュー・感想・評価

ビートルジュース(1988年製作の映画)
4.2
仲の良いメイトランド夫妻はある日突然事故で命を落としてしまう。
2人の死後、売りに出された2人の思い出の家には、金儲けにしか興味のないチャールズ、偏屈な芸術家デリア、ひとり劣等感を抱える娘リディアの3人家族が引っ越してくる。
家を大切にしないこの家族を追い出すため、ゴーストとなったメイトランド夫妻はあの手この手で彼らを怖がらせようとするのだが……

続編公開に向けて予習。
この手の映画ってあんまり得意じゃない印象だったけど、そこはやはり天下のティム・バートン。クセ強世界観でもずっと楽しい。
意外と「それで終わりなんだ」って感じだけどストーリーも世界観も結構好きだった。

ビートルジュースがベテルギウスだったとは。
優里は1曲歌うたびに必ず1回は呼び出さなきゃいけないなんて毎回大変だなと思いつつ。
この時代だからこそのB級感も見どころ。
この頃のストップモーションが一番趣きあるな。
ゴーストや霊界の者たちの造形もなかなか良くて、あの扉を開けた瞬間広がる砂漠の世界観とサンドワームなんか、すごい好きだった。
ゴーストたちの日本名は思いっきり昭和でこれまたいい。
クン・セイとコナカケジジイが忘れられない。
あと、「日本家屋みたいにつまらない」的なことサラッと言われてて笑ってしまった。
時代とか踏まえるとどうなるのか分からないけど、予習したからには続編も観に行きたい。