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レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまでのshowtimeのレビュー・感想・評価

3.0
題名がRevolutionary roadという題名なだけあって、オープニングのテーマの提示も含め、彼らの将来は幸せを掴めるのか⁈みたいなテーマかと思って見始めた。
まぁ、またポスターの映像も相俟って素敵なハッピーエンドかと思えば、サムメンデスはそんな安易なことはしない人でした。

とにかく、将来が不安で自分がしたいことをお互い打ち明けるも、いろんな障壁があって前に進めない気持ちや、周りからの目や意見に流されてしまう気持ち。
人ってやらない理由を見つけてしまうんだなぁとその辺がリアルでとても良かった。

お互いに上手くいっていない中、どう歩んでいくか⁈がテーマかと思ったらそうでもなく、人生って災難ばかりで好きなことなんて出来ないよね…って言ってずっと喧嘩している。全然楽しそうじゃない2人。

友達とダンスしても心は空っぽだし、子供はいるしそんな中、妊娠はしてしまうし、言いたくもないこと言っちゃうし、、、

セックスしても心は空っぽ…

この辺のアクションに対するリアクションを所々押さえてるのが素晴らしかったなぁーと思った。
ディカプリオとのセックスしてるとことか、ビーチの昇進の話してる時とか。

最後に楽しもうと何か決意した表情で、エイプリルと朝食を食べてるシーンは妙に恐ろしかった。そして、最後の事件。。。

にしても、サムメンデスは恐ろしい演出しますなぁ〜
あの家から森に彷徨うエイプリルのシーンとか最後の朝食のシーンとか。
あんなに心温まるけど、気持ち悪いシーンないやろって感想…

サムメンデス流石でした…
音楽もいい〜
内容は気持ち悪いけど…

この辺のギャップも狙ってるんだろうなと…

チェケラー
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