タマル

ハルクのタマルのレビュー・感想・評価

ハルク(2003年製作の映画)
1.5
怒りっぽい人のお話。
以下、レビュー。


午後ローを録画して鑑賞。
ありがとう、東京12チャンネル。

ハルクさんの存在を知ったのは、『アベンジャーズ』から。
超ムキムキで、しかもパツパツの短パンを履いているというファンキーな見た目に心を奪われてしまいました。

そしてついに念願の『ハルク』鑑賞!!
……だったのですが、正直つまらんかっただす。
スーパーマッチョ映画を期待してたら、主人公の内気な理系ヤローがうじうじ悩みよる話でした。しかも恋愛至上主義者だしね。
嫌いだわーコイツ! コイツ嫌いだわー! ってひたすら思い続けてしまいました。
文系の私には感情移入しづらいようです。

まあ、でもそれは午後ローのせいもあるかもしんないです。
この映画の元の尺は138分。対して午後ロー版は95分くらい。44分のカット。
観る前の予想に反して、映画『ランボー』的に、敵ではない相手に攻撃される系のジレンマストーリーだったので、時短により主人公の気持ちが汲み取りづらくなるのはこれ系の映画として致命的でした。
言うなればアムロの葛藤の無いガンダムみたいなもんです。
あれ? それはそれで面白いかな?? じゃあいいのか。そうか。
まぁ、とにかく本作はキャラクターの作り込みが総じて薄い感じを受けました。


しかし、ムキムキマッチョマンのハルクに変身した後のアクションはだいたい良かった!!
ポップ・ステップからの空高く飛んで行くハルクとかすごい好きです。
ハルクの大活躍する後半シークエンスのみオススメです。
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