こらこら、ヒッチコックに謝りなさいな。
今年初旬の超期待作『超擬態人間』がめちゃ楽しみなもんで藤井秀剛監督の過去作でも見よう思いましてね、
メガネの根暗映画オタクがプッツン小暴れするアキバ系は怖いよ話。
ヒッチコックが死んだ年に生まれ、ヒッチコックの生まれ変わりと信じるポンコツ青年はまともに喋れないどころかバイトも万年皿洗いで周りからは完全に変人扱いされて''カントク''と揶揄されるどうしようもないやつ。
そんなカントクは生まれ変わりとかほざく癖にヒッチコックよりもっと上手く残酷に人を殺せる映画撮れる!言うてヒッチコックに対抗心バリバリ燃やしてっけど、そもそもヒッチコックってそんなに残酷さ売りにしてねーだろ。
そんな最初から頭逝っちゃってるカントクがたまたまバイトの接客で出会った女の子を自分の自主映画に起用しようとすんのだが、、、
僕の映画でデビューさしてあげるよ。ってどこの馬の骨がほざいてんねん。
もうね、女子との初デートがブサイクアイドルの握手会からの元巨漢AV女優のラーメン屋、そして映画館で永遠とヒッチコックの話喋り倒されたらぐぅの音もでらんわぁ
しかもポンコツ映画二本立てという悪夢。
しかしそんな映画オタクにも幼少期に頭イカれる原因がありましてな。
とある事件から恐怖映画の依存症となってしまった悲しき過去があんのよ。
そして蔑すんできた奴らはこうしてやる!こうしてやる!ってなラストのチマツーリ映画鑑賞に、死体でちん子喰いちぎりフェラと藤井監督の外連味ある残酷描写はやはりシュールでしたな。
まるでヒッチコックの『めまい』の様に幻想に振り回される男の悲しき結末にホラー映画見過ぎると馬鹿になんよ。って言う痛烈な暗喩がある様な?
まぁこの作品から約10年間も映画ほぼ作って無いのに『狂視』のような傑作作れんだから新作の『超擬態人間』はめちゃ期待してるわ
とりま、自分がもし生まれ変わったら葵ちゃんになりてぇ!ってのはおこがましすぎるから矢本悠馬くんになって賭ケグルイの葵ちゃんとタッグ組んで葵グルイ映画依存症になりてぇー!