このレビューはネタバレを含みます
ティム・バートン監督の作品を見るのは『シザーハンズ』に続いて二作目なんだけど、どちらも「多様性」がキーになってる気がした。
本物のクリスマスに憧れて、自分のやりたいクリスマスをやる。「それの何が悪い!」と開き直る主人公はある意味とても素直だけど、それを本当に貫く筋書きにするにはもっと描写が必要だしこの尺では描ききれないよね……
という感じで、無理矢理ヒロインぶち込んで恋愛ものにまとめた仕上がりはご都合主義に感じた。でもヒロインはかわいかったな。
それと美術と音楽は本当に好き。悪役の"虫"の歌がブルージーでパワフルで最高。