もうすぐグレタが公開になるのでニールジョーダン監督作品のこちらを鑑賞してみました!
孤児だと気づいた性同一性障害のパトリックが、お母さんを探しにアイルランドからロンドンへ旅に出るお話。
失恋や友人の死、事件に巻き込まれるなどいろいろなことに見舞われながらも、幻の女お母さんを探し続けていく。
キリアンマーフィ演じるパトリック👨またの名を、パトリシア、キトゥン👩
少年時代からお化粧したり可愛かったけど、成長していくたびに女性になっていって綺麗になっていくのがすごかったです。
ピチピチのシャツやワンピース、手先のしなやかさ、腕を組むところ、恋するところ、声色までほんとに乙女でした。
リリーのすべてのエディレッドメインを思い出しましたが、こちら主演キリアンマーフィもなかなかの演技でとてもよかったです。
このお話は両親がわからない孤児パトリックのお話ですが、子供の頃からあまり悲嘆する様子がなく、同情してくれって感じじゃないんです。
両親の馴れ初めを想像して物語を書いたり、恥さらしと言われて泣きわめくこともなく堂々と我が道を生きていたり、犯人扱いされてもヒーローみたいに戦う自分を妄想しちゃったり。
子供の頃から笑顔だったんですよね
けど、リーアムニーソンと話した時
笑顔は、彼にとって、すべての辛いことを隠したり忘れたりするための唯一の方法だった
っていうことがわかって涙🥺
ずーっと、辛かったんだなって思いました
彼なりに一生懸命生きて
最後は居場所も見つけることができて
本当に良かったなって後半にかけて
ずっと泣いてしまいました
冥王星の話や、出てくる歌、病院に連れて行ってくれるか聞く決まり文句のようなセリフもたくさん。
おしゃれだったな。
音楽やファッションもよいのでおすすめです🙂