ホーコ

沈まぬ太陽のホーコのネタバレレビュー・内容・結末

沈まぬ太陽(2009年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

久々の骨太日本映画。202分。長い。
日本航空123便墜落事故のWikipediaの読み応えが凄すぎて本作を観るに至ったわけだが、内容は事故が主題ではなく腐敗した大企業とそれに盾突いて人事差別に苦しむ男と昇進しか頭にない男の話だった。長い。
遺族係だったり左遷だったり経営立て直しだったりと要素が色々ありすぎて話と時間軸があっちこっちに飛ぶので退屈はしないが疲れる。まとまりきれないままウワァ…と尻切れトンボ気味に終わりそうになったところに「沈まぬ太陽ォア!(極太字明朝体)」でドヤ顔エンドという何とも我が国らしい作品でした。
ずっしりがっしり作られているので202分間を返せ!にはならないが結局なんだ?とはなった。見応えだけで何とかなってるな。

これ、本作に対してJALが損害賠償訴訟を起こそうとしたけどちょうどそのタイミングで経営破綻したから結局提訴には至らなかったという余談が一番おもろいです。(『沈まぬ太陽』Wikipediaを参照)
ホーコ

ホーコ