サメガミ

アイデンティティーのサメガミのネタバレレビュー・内容・結末

アイデンティティー(2003年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

どんでん返し映画🎬

あるモーテルでの連続殺人がある1人の男の多重人格内での出来事っていう設定が新しい。
しかしそれが意味のない演出ではなく、多重人格内での殺人犯を突き止め、殺すことで、この男が実際に犯した罪の刑罰が軽くなるという法律。
この多重人格も実際を無理なくリンクされるストーリーが良かった。
また誕生日の一致やtシャツの穴等伏線があったが、真犯人が彼であることは予想だにしなかった。ラスト1分必見。


あるモーテルに大雨で帰れなくなった人たちが一時待機しに集まっていた。
刑事や娼婦、女優、家族等々が各々の部屋に案内される。
何者かによって宿泊者が次々殺される。そこには部屋の鍵が10からカウントダウンするように置かれていた。
遂には3人までになり、そのうちの1人が犯人と判明し、娼婦に殺される。
現実世界での多重人格者である男は多重人格内での犯人が殺されたことを確認されたため、刑を免れる。
そして護送される途中、多重人格内の最後の生き残りである娼婦が悠々自適に田舎暮らししている様子が映される。
ふと庭のオレンジの木の下を掘っているとあの時の部屋の鍵があり、それも1番のものであった。
真犯人は別にいたのだ。