Spica

一枚のめぐり逢いのSpicaのレビュー・感想・評価

一枚のめぐり逢い(2012年製作の映画)
3.6
ニコラス・スパークスの原作を『シャイン』の監督が映像化。
出演はザック・エフロン、テイラー・シリングなど。

前半はストーリーの展開もとてもゆっくりと丁寧な感じで良かったのだけれど、後半の展開がかなりバタバタとしてしまったように思えて、6作品観てきたスパークス原作の作品の中ではいつも感じるカタルシスも余り感じられなかったかな。元夫の拗れっぷりからのラストの展開がなんとも…。

とはいえ、美しい風景の中に潜む人間の渦巻く心の中がリアルに描かれていて、不器用さや嫉妬、卑屈さ、優しさにもどかしさ、様々な感情を呼び起こさせられる内容で、振り返ってみるとやはり良かったと感じられる部分も多かった作品でした。
Spica

Spica