久々のシャマラン監督作品。
急速に年老いていくビーチに取り残された人々の謎解きと脱出劇。
美しい景色とは対極の絶望感に包まれた空間と、猛スピードで過ぎていく年月の容赦の無さに、とにかく早くラストに辿り着きたくなってしまった。
「失いそうになって初めてわかる人生の日々の大切さ」というよりは「老い」に対しての恐怖を植え付ける感じの展開にちょっとげんなりしつつ、ラストの種明かしに拍子抜けすると共に一抹の安堵も。
一度観たらお腹いっぱいな感じだけど、二度目はまた違った発見があったりしそうだなと感じた作品です。
観る年代によっても感じ方が変わるのかも。また数年後に。
