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マタンゴのピッコロのレビュー・感想・評価

マタンゴ(1963年製作の映画)
4.0
怪奇!キノコ人間"マタンゴ"!🍄

そのキノコは、絶対に食べちゃダメ~。🍄

"マタンゴ"という可愛い名前のキノコ。🍄
このキノコを食べちゃうと、キノコ人間になってしまう。
だけど、このキノコが凄く美味しそうで、一度食べてしまうと病みつきに。更に幻覚も見る事が出来るので良い気持ち。👼
気づいたら、いつの間にかキノコ人間に・・・。

このキノコ人間が、かなり不気味。
なので、当分キノコが食べられなくなってしまう。
小さい頃に観たら、確実にトラウマになってたに違いない。
この作品がきっかけで、キノコ嫌いが増えただろうなぁ~。

バルタン星人みたいに、"フォッ、フォッ、フォッ"と言いながら襲い掛かってくるキノコ人間というよりかは、全身キノコのお化けは夢に出てきそうなほどの恐怖。

今夜は、うなされそうだ。笑

ただ、本作、キノコ人間の恐怖よりも人間の醜い争いの方をメインとして描いている。

嵐に遭って難破し、無人島に漂着。
その島で見つけた難破船が物語の主な舞台。
そこで見つけるのが"マタンゴ"というキノコ。
そこには、"キノコを食べるな"というメモ書き。
やがて、食料も底をつき、極限状態に陥ることにより、仲間割れが始まる。

監督は、"初代ゴジラ"の本多猪四郎監督。
"初代ゴジラ"とは、また違った恐怖。
どちらも、本当に怖いのは人間。

大都会東京。そこに住んでる人々は・・・。
ただの恐怖映画で終わらないのが、この作品の面白いところ。

そして、水野久美さんがめちゃくちゃセクシー。
ホント、水野久美さんがめちゃくちゃセクシー。
大事な事なので、2回言っておく。

"キノコの山"よりも"たけのこの里"の方が好き。
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