マタンゴの作品情報・感想・評価

マタンゴ1963年製作の映画)

THE ATTACK OF THE MUSHROOM PEOPLE

製作国:

上映時間:89分

3.5

「マタンゴ」に投稿された感想・評価

T兵衞

T兵衞の感想・評価

4.0
やっぱ本多猪四郎すげェ....
漂流ものミーツ集団パニック×モンスターが相性が良い
マタンゴはあくまでも人災を浮き彫りにさせるためのクリーチャーであってそれ自体の脅威はほぼ無い(ゾンビものに近い) 

せっかくマジックマッシュルーム的に幻覚を見る描写があるのだからトリップ映像をもう少し頑張ってくれたらもっと良かった
ラスト、この手の見せ物系映画によくある取って付けたような教訓も虚空に浮くことなく身に染み渡る

水野久美と八代美紀ファビュラス
クローズド・サークルの中で剥き出しになる人間の欲望……。天本英世のキノコ人間よりも恐ろしいのは、本性を現した人間の方。

遭難しても絶対に怪しい食べ物は口にしないと心に誓った。
無人島に漂着した男女グループらが食べ物がなくて飢える。
そこに怪しげなキノコが。飢えに耐え兼ね、グループは争い、ひとり、またひとりとキノコに手を出してしまう…
星新一原作、円谷特撮。面白かった。外連味が懐かしく、楽しい。
不気味で皮肉なラストも秀逸。
♪ タバタバ タバタバ 胞子を振り撒くよ

カルト映画と名高い本作。
今更ながらにようやく観ましたが…いやぁ。これは本当にスゴい作品ですね。1963年(昭和38年)に公開されたとは思えないほどのクオリティ。特に“気持ち悪さ”は群を抜いていました。

確かに技術的な部分は“作り物”感が満載。
当時としては最先端の技術であっても、時の流れに勝つことは出来ません。しかし、人間の想像力は違います。人間の“弱さ”に着目した物語は古びていないのです。

そんな本作の秀逸なポイント。
それはタイトルが『マタンゴ』であっても主軸は《マタンゴ》ではないこと。それでいて足元を這う冷気には《マタンゴ》の胞子が含まれており《マタンゴ》が《マタンゴ》でマタマタマタッ!

…なんて壊れてしまいたくなる脚本(意味不明)。本作は“絶望”の物語なのですね。確かに“成人向け”ではないので性や暴力の描写に歯止めはありますが、無人島に漂着し、食糧不足で絶望する若者たちの心の内を見事に描いているのです。

そして、それを彩るのが《マタンゴ》。
そのキノコを食べるとキノコ人間になってしまう…この本能である“食欲”を否定することから始まる恐怖。しかも、遠くの方から聴こえてくる“笑い声”が前頭葉を侵食してくるのです。うひぃ。

ちなみに今回の鑑賞はヘッドフォン着用。
だから気になったのですが、雑音のような雑音でないような…そんな音が混じっていないですかね?幻聴かな?まさか、僕の家にもマタンゴが…ッ?マタマタマタッ!

まあ、そんなわけで。
子供の頃に観ていたらトラウマ必至の物語。
ウレタン発泡剤の臭いに満ちた薄気味悪い作品を探しているならばオススメです。

最後に余談として。
スタッフクレジットで気付いたこと。
海外の小説が原作のようですが、原案に星新一先生も参画していたのですね。また、天本英世さんの名前もあったので「どこに出ていたのかな?」なんて調べてみたら…《マタンゴ》の変身途中って…そりゃあ、気付くはずがないですよ。
Hiromasa

Hiromasaの感想・評価

4.1
最初から最後まで楽しい映画です!
キノコ人間のビジュアルもいい。
メリメの短編小説「タマンゴ」から題名を取っていることに最近気づいた。
佳子

佳子の感想・評価

3.2
小学生の時、テレビ放送でやっていた本作を偶然見て、(しかも1人で)あまりの気持ち悪さとインパクトでトラウマに。
大人になって、そういえばあの作品って…と思って検索してみたら、結構有名な作品だったことが分かりなんとなく納得。
ザ・フライしかり、人がだんだん何かに寄生されていくのって生理的に訴えかけてくるものがある🍄
Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

4.5
「マタンゴ」
昭和38年最高の時代だ。東宝特撮映画の本作はヨットが嵐に会い辿り着いた島で起きる怪奇な出来事を描く作品で夢か現実か…はたまた幻想か?食料が尽き禁断のキノコを口にし人間が変身してしまう当時も今でも人気のテーマ性に気合の入った設備投資、演出、音楽が最高の恐怖生物映画だ…。

このレビューはネタバレを含みます

マタンゴを食べた登場人物というのはもう完全にトリップしちゃってる訳なんだけど、側から見れば案外幸せなのかもしれない。
マタンゴは快楽効果の代償として、人間をキノコ人間に変化させちゃうわけだけど、途中形態のカビの生い茂ったアンパンマンみたいなキノコ人間はともかく。
完成体のマタンゴって結構愛嬌のある姿をしていないだろうか?
キノコで気持ちよくなって、あんなマスコットになれるのなら実はデメリットではないのでは…?
幸せとはなんだ??
東京だって、みんな人間らしさを失ってる……


本多猪四郎 監督 1963年製作
特技監督 円谷英二
主演 久保明、水野久美


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、10月15日は「きのこの日」🍄 🍄

日本特用林産振興会がきのこの消費拡大と生産振興を目的に、きのこが最も多く取り扱われる10月の中旬に制定されました!
だから15日とは何の関係もない(笑)


きのこは美味しいですよね~\(^o^)/
僕は大好きです!ミナサンハ?
マツタケのような高級なものじゃなくて、シメジやマイタケが好きだなぁ。煮ても焼いてもイケル( ˘ ˘ )ウンウン
北海道もきのこの種類が豊富ですし、特に秋はサイコーですね( •̀ω•́ )و✧


そんな「きのこの日」に観るべき作品と言えば?
やっぱり、これ!
「マタンゴ」\(^o^)/←イヤ、キライニナルデショ?




これぞ、大人のファンタジー・ホラー!
なんと僕の生まれた年の作品(笑)
一応、核実験の放射能で突然変異したというゴジラのような設定はあるけど、それよりも、脱出不能な無人島に漂着した人間模様の映画です。
孤島の中で、食料も無くなり、元の人間関係が壊れていきますよね。金持ちの社長と部下であっても、恋人同士であっても、元のままではいられない。



オープニングがいいよね~。
やっぱり話がよく出来ているんですよ( ˘ ˘ )ウンウン
そのまま、エンディングに繋がっていきます。


男女7人でヨットのクルージング
その7人が嵐に会い、ヨットは故障して漂流
見慣れぬ島に辿り着きます……

メンバーは
大学助教授の村井役は久保明さん
一応、主人公ですが、7人全員が主役です。
村井先生は教え子を恋人にしています←アカン
最後まで理性的な存在でしたが……

笠井産業の社長笠井の役が土屋嘉男さん
金に物言わせた嫌な奴でしたね!

笠井産業の社員作田の役は小泉博さん
1番信頼の出来る男だと思ったが……

推理作家の吉田悦郎役は太刀川寛さん
1番最初にマタンゴに手を出しちゃいます……

雇われ漁師の小山役は佐原健二さん
1番生きる力に長けた人でした( ˘ ˘ )ウンウン
でも、そのラストは……アッサリ

笠井の恋人で歌手の麻美役は水野久美さん
水野さんは今作もセクシーアピール全開でした(笑)
あんな状況でも、女を忘れないって凄いわ!

村井の婚約者、相馬明子役は八代美紀さん
でも、ゴメンなさい(>_<)
八代さん、あんまり魅力的じゃなかった……。
でも、キノコを食べてからは妖艶に(笑)
「せんせぇぃ」と呼ぶ声が忘れられない!


なりかけマタンゴ役は、なんと天本英世さん\(^o^)/
ちゃんと天本さんだって分かるのがすごい!
他にゴジラ俳優の中島春雄さんなんかも演じてます!


いやぁ、マタンゴは集団になると怖いなぁ。
僕は以前から「キャプテン・ウルトラ」のバンデル星人がマタンゴに似てると思いこんでいて、思い出すんですよね~。まぁ、今見ると、バンデル星人は巨大エリンギって感じですが( ¯−¯ )フッ

なんと言ってもマタンゴの怖さは特に声だよね~。
後にバルタン星人やケムール人に使われた音声は素晴らしいです。耳がトラウマ(笑)


あ~、面白かった!
色んな風刺が混じり、様々な深読みをさせてくれる名作で、カルト作!
「きのこの日」に、こんな作品はいかがですか?
あゆみ

あゆみの感想・評価

3.4
職場の映画好きの人に大量に貸してもらったDVDの中に含まれていた。
最初はなぜこれをすすめる?と思ったけど、そーでもないと観るきっかけなかったので結果的によかった。
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