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カエル少年失踪殺人事件のseishirowのレビュー・感想・評価

カエル少年失踪殺人事件(2011年製作の映画)
3.7
1991年に韓国で起きた子供たちの失踪殺人事件。
カエル(実際は山椒魚の卵だとか)を採りに行った5人の子供が失踪、初動30万人動員した捜索も虚しく11年後に全員が他殺体で発見される。しかも家のすぐ近く。そして未解決。

色々エモい映画でした。
ストーリーは、ヤラセを厭わないクズテレビマン、肩書は大層だが勘だけが頼りの大学教授、声はでかいが言い成りになるだけの警察、何だか怪しげな遺族を軸に展開するが、妙に誰とも共感できない感じで、ある意味良かった。
途中、手がかりと思われた汲み取り便所から浚った糞まみれの靴を水場で洗うとこはビックリ。90年代でこれならば事件のあった場所は相当田舎なんだろうか…。
実際どうなのかは知る由もないが、後半はかなり「真実に迫ってます」という話になっててこれはもはやノンフィクションとは言えないのでは。

主人公の家が、90年代はSONYのテレビだが10年したらSamsungになってたのはくすっと笑った。
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