にこ

害虫のにこのレビュー・感想・評価

害虫(2002年製作の映画)
2.0
重い。
中学生という不安定な時期に生きる現代の子を描く映画だが、冒頭から(主人公の母親の)自殺未遂の映像から始まり、鬱々した雰囲気が続く。
映画の雰囲気としてはリリイシュシュのすべてと似ているのだが、なんだろう、この差は。
はるかにつまらない。
ダブルあおいの名に惹かれてみたが…
収穫といえば12年前の若き日のダブルあおい、特に宮崎あおいのかわいさを見れただけですわ。

ラスト、喫茶店でサチ子が明らかに怪しいスカウトに声かけられて、その後サチ子のいた席に置かれた赤いリンゴはなんだろう。
リリイシュシュのすべての時の青リンゴといい、リンゴになにを表してるのか。私にはわからん。
にこ

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