害虫の作品情報・感想・評価

「害虫」に投稿された感想・評価

ナンバガが主題歌なの知らなかったから劇中であのイントロ流れたときびっくりした。この映画だったんだ。
救いようがない破滅へとしか向かえない物語。
少なすぎる説明と台詞量。
動く被写体に遅れてくるフレームと音。
明らかにブレッソンに影響受けまくりなのだが、これを00年代に日本でやってしまったという事実だけでとんでもなく凄い。
宮崎あおいと蒼井優というキャスティングも完璧。彼女らでなければもっと抒情的で感情が先行した映画になってたと思う。
社会からはみ出した人間に対して突き付けられるあまりの残酷さに見れなくなりそうだった。
ストーカー・自殺・性欲
人間の気持ち悪さを存分に前に出す映画である
「自殺を試みた人は幸せになれないのか?」→「一度自殺を意識した人間には生涯それが付き纏うため完全な幸福を得ることが難しい」
昔住んでた家の向かい側の家が、夜中に燃えた。
パチパチという小さな破裂音、夜中とは思えない明るさ、何より4車線道路を挟んだ向かいなのに、まるで目の前に炎があるような熱さに、父の腰あたりの服を掴んだまま動けなかった。
怖かったのに、炎を見てると動けなくなるんだと子どもながらに思った。

あんま関係ないけど土手のシーンでそんなことを思い出したな。

「害虫」の意味が分かったとき、どす黒いインクが水の中で拡がってくような嫌な気分になった。
ショットとショットが鋭くぶつかり続ける。何度見てもかっこよすぎて痺れる。
前日にみた『スパイの妻』と比べて、蒼井優にもヘタな時期があったんだなと思った。
1000

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3.8
暗い。ゼロ年代初期の鬱屈さとアンチモラルが煮詰まっている感じ。
救いがないけどナンバーガールの曲はいいし、宮崎あおいちゃんは可愛い
nakaimai

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4.3
すごい好き。寒々しい空気感とNUMBER GIRL何回見ても破裂しそうになる。
あぴ

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3.7
ナンバーガールのイメージつよい
伊勢谷友介のちょい役がアツイ
彗

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3.4
宮崎あおいがかわいいい〜そしてキャストが結構豪華。主人公が無防備で無垢だからみんなを不幸にする害虫だという見方もあるが、主人公は13歳の時点で嬉しくない好意や友人気取りの偽善的な態度を分かっている。そして面倒な友人を引き離すために友人の好きな人と交際し始めるという嫌らしさも持ち合わせている。本当の害虫は大人たちだが、主人公がそこまで良い子に見えないのがまた良かった。
当たり前だけど、宮崎あおいは素晴らしいよね。陰を持った少女と言えば宮崎あおいだなと思った。セリフは少なくて無表情なのに、絶対的な存在感がある。

タイトルからして闇を感じる作品だったので見てみたら、鬱っぽい作品だった。
宮崎あおいが全然喋らない。同い年の蒼井優と並ぶと役柄もあるのか宮崎あおいの方が大人っぽかった〜。とても中学1年には見えなかったわ。

「害虫」って誰を指しているんだろうと見ながらずっと考えていたけど、やっぱりそうかと感じ。自分と接する人を知らぬ間に破滅へと導く。そして最終的には自分を破滅へと向かう…。
周りの人もそしてサチ自身も、もうどうしようもなくなっていたんだろうな。

りょうさんの色白で少し精神弱めなお母さん役、似合っていたなー。
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