害虫の作品情報・感想・評価

「害虫」に投稿された感想・評価

ミ

ミの感想・評価

-
ナンバガの曲急にきたーー?!音でかー!??と思ったがそれによって案の定心をガリガリにされた感‥。いろんな意味でざわつく。
多くを語らなくて、表情が割と無なのでそこから感情の推移を読み取ろうって思いながら観れた。余白。
感性鍛えてからもう一度観たらまた違うかな、
今でも可愛いけど、少女と女性の間の、超黄金期の宮崎あおいがやばい…😱髪の毛からエロスが溢れてる…
レトロ

レトロの感想・評価

3.0
家庭にも学校にも居場所がみつからない中学一年の「サチ子」による思春期の不安や反抗、葛藤。それと彼女に関わった者たちが次第に不幸になっていく様を描いた作品
セリフもあまり無く顔の表情も無表情なので、必然とサチ子の心の不安定な画を観せられました
思春期に加えて今現在の境遇が不遇な少女は、ただ安定した場所を求めているだけなのに、自分がその場に来た事により周りの環境がそれを害し、また次へと安定した場所を探しに行く
そして、それがサイクルとなって終いには抜け出せない沼となり、その沼にゆだねるように沈んでいく少女の奥深い心の闇を感じましたね
残念だけど、ここまで闇が深くなっては、もうこの少女を救う事はできないだろうね
kimura

kimuraの感想・評価

3.5
ナンバガ目当てで観た。
ストーリーは結局よう分からんかった。
生活音を強調する感じとか、カメラワークとかは好みやった。
中学の雰囲気とかは上手く描写されてて、自分がこの映画を中学生の時に観てたらどハマりしてたかもしれない。
特典の監督と向井の対談が良かったです。
監督もナンバガの影響を認めてて、その影響から生まれた映像作品、てことであんまりストーリーを追うよりも映像に集中すべき作品かもしれない。
「福岡市、博多区から来ましたNUMBER GIRLです。ドラムス、アヒトイナザワ」(ドラムが)ドラララララ、ドカッ (ギターが)ジャーン!!
から始まるバンドが主題歌を提供。

ひたすら続くダウンピッキングはベーシスト手習いの手首を何本葬ってきたのか想像するだけで恐ろしい。

恐ろしい事がもう一つ。いや二つある。

歌詞がほとんどアイドントノー(I don't know)なのだ。
いくらNUMBER GIRLが好きでもカラオケでこの曲を歌おうものなら、「お前どんだけ知らないんだよ!」と思われる危険性があるので気をつけてほしい。

もう一つの恐い事だが、
若かりし頃の宮崎あおいと蒼井優が共演している事だ。

怖いな怖いな〜 全盛期のギャラ考えると
怖いな怖いな〜
K丸

K丸の感想・評価

4.7
個人的には邦画の歴史に
名を残す大傑作だと思う。

なんだけど、この映画、どこがどう良いのか、
考えてみると上手く説明できない。
ハッキリと言葉にならない。

いや、技術的な良さを挙げることはできる。
BGMを使わないことで、物と物がぶつかったり
擦れたりする生活音を強調させていたり。
そうかと思えば突然音楽をいれて、
暴走的とも言えるような演出が始まったり。
直接的なセリフでなく、俳優達の含んだ演技によって
登場人物の感情を表したり。
手紙などによって断片的に事実を見せていったり。

しかし、そうした技術的な面だけでは
断じて、この映画の良さを説明し得ない。
ように感じる。

とにかく自分はこの映画を
技術がどうこうとかの理屈を超えて
「美しい映画」だと感じた。
この感覚は純文学に似ている。

上手い説明を思い付いたらまた書き足そうと思いますが、
今、書けることはこれくらいです。
疲れてて内容覚えてないけど、ナンバーガール流れた瞬間眼球と聴覚ギンギンに冴えました。Iggy Pop Fan Clubをギャルと聴くのが夢です。
まわりのクラスメイトもみんなちゃんと中学生ぽくてそこが良かった。蒼井優ちゃんが入ってるバトン部で1年生だけ半袖の体操服だったり、そういうとこにグッとくる。並んで歩くときに4人とも足が左右揃ってるのとか、子供っぽくて良かったなぁ。監督ニクいね
nao

naoの感想・評価

-
サチ子の行動にドキドキした。
危険な空気に身を置いてしまう彼女が
いつも危なっかしくて見てられなかった。
男の人を引き寄せるフェロモンのような
男の人を惑わす独特な匂いを放ちながら
運命を彼女自身が作り出してるみたいで。

男の人にとってサチ子は”女”だった。。
ellie

ellieの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

一体、サチ子は男を寄せては男を狂わす、ファム・ファタールだったのだろうか。

全編に漂う退廃的な空気感が結実するとき、この映画のタイトル、害虫の意味がうっすらとわかる。

一見普通なのに隠しようのないほど強烈な香りを放ち周囲を翻弄するこの主人公、カリスマ性と潜在能力を秘めた当時の宮崎あおい以外見当たらない。

十代女子の残酷さも、それと対称的な男子の幼稚さも、下卑た大人の思惑も火炎瓶によるクラスメイトの家の火事も、嫌な後味を残すラストシーンも、すべてが意図されたリアルでまるでリアルじゃない、個人的に大好きな映画。
>|