害虫の作品情報・感想・評価

「害虫」に投稿された感想・評価

繊細で重苦しくて美しい映画だった

宮崎あおいの透明感と無邪気さにやられた、と思ってたらラストで一変する彼女の表情と声で更に度肝を抜かれるWパンチ

序盤から何か聞き覚えのある声がすると思ったら555の芳賀優里亜ちゃんが出てた
Zuidou

Zuidouの感想・評価

4.9
久しぶりのキズ有りディスク案件で肝腎な部分をチャプター2つ分見損ねながらもこの濃密さ。ザラッザラした鉄錆び味の突風に煽られ続けるあどけない宮崎あおいに見惚れる。同級生3人が女子トイレで陰口言ってるシーンからおっさんが嬉々として火炎瓶投げまくってる場面へ吹っ飛んだけど、なので明日にでも店にあったもう1枚の方借りてきて補完したいとは考えているけど、それにしたって最高なのは変わりない。中学生時代の自分が泣いて喜びそうな映画。というか人って中学生で成長ストップしてしまうものなんじゃないかと最近思う。「一度でも自殺しようとした人からは幸せが逃げて行ってしまうというのは本当ですか」という言葉が作中に出てきたけど、それはその行為によって何かマジナイめいた不思議な力が働く訳ではなくて、そんな行動に走ってしまうような自分自身の業とかその類いからは逃れ得ないって話な気がする。
何回も泣きそうになったのは不登校の中学生の話だからというだけではないはず。宮崎あおいの無表情がすごい、殺伐としてる。自転車を押してボーイフレンドと歩くシーンがクーリンチェみたいだった。音楽がナンバーガール。
Hiros

Hirosの感想・評価

2.9

このレビューはネタバレを含みます

映画としてはまったく面白くなかった。
宮崎あおいが暗くてほとんど喋らないがそれでも宮崎あおいの魅力だけで観た映画。
メイキングの宮崎あおいがびっくりするくらい無邪気で思っていた素のキャラと全然違った。
たまのドラムと絡んでいる時の笑顔が良い。
家燃やすシーンはCGとは思えなかったがマジに燃やしたのかが気になった。
UKEL

UKELの感想・評価

3.9
自分が女で中学三年生ぐらいの時にこの映画を見ていたら確実に影響を受けたと思う。
宮崎あおいが筆舌に尽くしがたい儚さと美しさを放っていて、ずっと胸の奥が締め付けられていた。
宮崎あおいと蒼井優が並んで立ってるってだけで凄い画だけどね(笑)
ナンバガ聴きながらみたいなとか思って見てたら本当にナンバガがBGMで流れ出して鳥肌立った。
最後の突き落とし方が凄い好き。
Nishmarra

Nishmarraの感想・評価

4.2
再見。死の気配を匂わせ続ける宮崎あおいの「顔」はやはり戦場化してた。
母親の愛人に襲われるとこ怖すぎ。
サチコの表層しかみない、見られない、誰もほんまのしんどさをみてくれない、社会の持つ個人への害
鑑賞日 2005/03/20

宮崎あおいは「ユリイカ」に続いて「良い若手女優だな~」とこの作品でも思った。

だが、本作は、決して明るく楽しい映画ではない。
宮崎あおいは、壊れそうな感性を持つ登校拒否少女を演じている。

自分は「放火というのは、家の持ち主の家や持ち物(場合によっては命も)を丸ごと喪失させる極悪犯罪」と思っているので、火炎瓶で放火する場面には嫌悪感。
ネム

ネムの感想・評価

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すごく懐かしい、日の光で埃が輝いて見えたり、合唱曲の練習風景とか体育館とか、理科室の黒いテーブルとか、水分の抜けた草が風で擦れ合う音とか、目を閉じるくらい鳥のさえずりが心地よかった、さちこの品のいい不良少女っぷりはもうなんだか羨ましかった、あんな中学時代もアリだな、と思った
0i7

0i7の感想・評価

3.4
素晴らしい女優さんは数いれど、宮﨑あおいさんは唯一無二の女優さんで、宮﨑あおいさんが演じてきた役は"宮﨑あおい"だから成り立つ役が数多くあって、サチ子もそのうちの一つでした
サチ子の行く末は何処なのだろう、
環境に害を及ぼすから害虫なのか、環境が迎合しないから害虫なのか鶏と卵どちらが先なのだろうと思いました
宮﨑あおいさん光石研さん大森南朋さん伊勢谷友介さん蒼井優さんりょうさん皆さんが若かったです
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