まさわ

戦禍の下でのまさわのレビュー・感想・評価

戦禍の下で(2007年製作の映画)
4.0
佐野光子さんの解説つき、イスラーム映画祭にて。

2006年のイスラエルによるレバノン侵攻(レバノンでは7 月戦争と呼ばれる)3日目にフランスから帰国し、映画を撮りはじめたという監督の勢いがまず、すごい。ストーリーも固まらないうちに直感的に撮影し、構想から編集までたった1年で完成させたという。
映画内では停戦から始まり、行方不明の息子と妹を探すフィクションであるが、映っている破壊された街はすべて現実かつ、空爆の映像も本物が使われ、その破壊の凄まじさに身がすくむ。
まさわ

まさわ