Sankawa7

007/ゴールドフィンガーのSankawa7のレビュー・感想・評価

007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)
3.8
WOWOWショーン・コネリーのジェームスボンド特集にて

「ロシアより愛をこめて」の大ヒットによりシリーズも気を吐いた中で本格的なジェームスボンドのフォーマットをとったモノとしてはシリーズZERO云っても良いのではなかろうか。

狙撃スコープの中を歩き射撃する姿で始まるオープニング、本編が始まる前に短編で短いエピソードが挿入されるところ、シャーリーバッシーの唄う強烈な主題歌、複数のボンドガールが入り乱れ本命ボンドガールに徐々にバトンタッチしていく形式、そして長く引き継がれることとなる秘密兵器カーのアストンマーチン、そして版権の関係でスペクターが登場しない独立した悪役、
これらのフォーマットは今でも引き継がれるボンド映画の形式美となっている。

ゴールドフィンガーと言えばGOLDに目がない強欲な怪物、なんとアメリカのフォートノックス金庫を原爆で爆破し汚染させて金を50年以上使い物にならなくして自分が持ってる金の価値を上げるとんでもない作戦‼️
もっととんでもないのがそれに加担する人民服の🇨🇳中華人民共和国エージェント、なぜか黄色い腰スカーフを巻いた人民服軍団、その姿はまるでショッカー😅、とにかくこの頃のボンド映画はしつこい位中国を悪役にしている。隔世の感ありだ。なぜ彼らが🇺🇸国内を闊歩出来たのかは未だに不明である。😅


そしてゴールドフィンガーの🃏イカサマを手がけていたが、ボンドに籠絡されたため殺されてしまった金粉美女のジル👱はレジェンド級の名シーン、のちに慰めの報酬でタールで殺されるタール美女にてオマージュされる。

復讐を狙うジルの姉ティリーもとても美しい😻

本命ボンドガールのプッシーガロアことオナーブラックマン、サーカス🎪飛行団の隊長でゴールドフィンガーの一味、オクトパシーのモードアダムズに抜かれるまでボンドガールとしては出演時最高齢だった。しかしこの強烈な名前😅💦一部の国では変更されたらしい😆

そしてなんと云ってもオッドジョブ役の日系人プロレスラーハロルド坂田❗刃物仕込の🎩も伝説級。劇中では何故かKorean設定でセリフは、あー、あー、だけ、😭アジア人どんだけ馬鹿にされとんのや、ハワイ出身で英語ネイティブだったはずなのに、、立ち姿も格闘家らしく隙がない、最期もプロレスラーらしく前のめりに綺麗に倒れる。感動すら覚える。怪人型ヴィランの元祖といえるだろう。後にプロレスラーとしてもオッドジョブのギミックや名前を使っていた❗☺

ボンドがプッシーガロアを馬小屋でじゃじゃ馬慣らしするシーンも伝説のラブシーンである。

そして子供の頃から大好きだった、アストンマーチンの助手席イジェクト機能発動はオトコのロマン、最高のシーンだ、🤩🤩

そしてなんと云っても爆弾💣タイマー停止、残り0️⃣0️⃣7️⃣秒、最初はもっと短かったが後で変更したらしい‼️

そして次作「サンダーボール」でショーンコネリーボンドはピークを迎える‼️
Sankawa7

Sankawa7