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ソドムの市のmhのネタバレレビュー・内容・結末

ソドムの市(1975年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

1945年のイタリア社会共和国が舞台というので視聴。
いったんは降伏して南北に分かれたイタリアの北のほう――ナチスドイツの傀儡のほうムッソリーニのほう――の大統領・大司教・最高判事・公爵の四人が、変態の限りを尽くすというのが主なストーリー。
変態のみなさんは押しなべて、バイセクシャルでスカトロでマゾでサドで女装趣味でのぞき趣味。変態ロイヤルストレートフラッシュになっててリアリティはない。
原作はマルキドサドで、もともとは1700年ごろのフランス、ルイ14世の時代が舞台とのことで、なるほどそれならよくわかった。
エロ話を続けるおばさんとかすごいキャラクターだった。
スカトロや人体損壊シーンはえぐくないように、遠くから撮影するなどの配慮もある。フィックスの引きのカメラで映像はすごくきれいなんだけど、写っているのはうんこ。
始終、若い人らがかわいそうだった。
バカにされたと怒ったネオファシストの連中に、監督が殺されるというトピック含めて伝説的な映画となってたので、まあ、見といてよかったかな。
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