ソドムの市の作品情報・感想・評価

「ソドムの市」に投稿された感想・評価

YouTubeで紹介するために久々に再見。
しかもここ1週間くらいで2回も見るハメに。
稀に見るムナクソ!!
多くの異常性癖が展開されるため、変態映画として語られる事が多い本作だが、パゾリーニが本作に込めた意図の部分や映画史上屈指のスキャンダルとされているパゾリーニ殺人事件など大変興味深い側面もある一本。パゾリーニが謎の死を遂げた事は有名な話であるが、よくよくリーフレットや記事を読んでみると何か薄ら寒いものを感じる。
作品としての評価は難しいところだが、一見の価値は有…いややっぱ人には勧められないわ。笑
YouTubeではわりとマイルドに紹介してますので暇な方いたら遊びに来てください。

このレビューはネタバレを含みます

もっと耽美退廃系かと思ったらがっつりエログロに振った映画だった。認識が甘かった。
初めのさらわれた時絶望とか全然伝わってこないし、心理描写薄くない?って思うけどどうなんだろう。男の子たちちょっと楽しそうにすら見えるし。時代背景とかわかってないからそう思うのかな。あと意外と美男美女じゃない。セルジオとかイケメンもいたけど。
やってることはやばいのに、どことなく品のある(文学的な?)仕上がりになってるように感じるのは、レイプシーンとかがないからかな。あとずっとクラシカルな音楽が流れてて、スカトロ以外では直接的な下品なセリフがなかったからかなと思った。
ちょっと可愛かった大統領役の人が本職はラテン語教師っていうのがやばいなって思った。あと最初の語り部の女の人可愛い。
ピアノ弾きの人があのタイミングで自殺した理由がいまいちわかってない。
エロもグロも平気なんだけど、汚いの無理だからスカトロ(大)はマジでキツかった。映画の感想でこんなこと書く日が来るとは…。
終わり唐突でえ?!ってなった。ぎこちないダンスシーンで終わるのは印象的だったけど。正直物足りないよ…。原作読んでみます。
肉鹿

肉鹿の感想・評価

4.0
第二次世界大戦末期、敗北が決まったイタリアを舞台に4人の権力者たちが美しさを基準に集められた若い男女18人に地獄の苦しみを与え続ける。

倫理観破壊映画。
もう権力者たちがあまりに楽しそうに振る舞うからなにが正しくて間違いなのかあやふやになってくる。弱ってる時に見たら劇薬になりそう🤮

でも犠牲者となる人たちは誰の目にも地獄なんだけど、権力者たちも意外と地獄なんじゃないかと思わせるのがおもしろいところ。
この先、厳罰で処分される前の最期の時間を満喫してるみたいで物哀しい。神に背く行為しか許さないのも精一杯の意地を張ってるようだもの、、

そう考えると1番怖いのは権力者に仕える護衛兵だとおもう。
彼らは狡猾に生き延びて処罰もされず、婚約者と平和に寿命を全うしそうだもの。犠牲者に「ホモ野郎どもめ」て汚く罵ったことも忘れて、、

あと知性のかけらもないくそみたいな世界感なのに、品の良さを感じてしまうのは美術と音楽が綺麗すぎるからだとおもう。これで説得力が生まれてポルノ以上のものになってるからほんとタチが悪い!
演出そのままかどうかさておき、ああいう貴族が本当にいたとかいなかったとか、、🙄
KULULU

KULULUの感想・評価

3.0
胸糞悪趣味映画らしくて興味持って観てみたけどそれ程でもなかった。エログロに期待したけどそんなに。性器や胸が普通に映ってるくらい。食糞シーンもチョコレート食べてるようにしか見えない。ムカデ人間のが不快感はんぱなかった。

気持ち悪いなーこんな目に自分があったらすぐ自殺するなーっていう感想。

権力者側になってみたいとも思う。美男美女集めていたぶりつくしてみたい。って、思ったけど1日で飽きそう。もういいやめんどくさいってなりそう。

中身とかより、大統領の人の顔が印象的過ぎて夢に出てきそう。笑顔が……あのにんまり笑顔が不気味。

青年兵たちが一番怖いなって思った。流されて生きてるなーって。無関心って恐ろしい。ラストで踊りながら彼女の名前教える辺り。その彼女と目の前で酷いことされてる人間の違いは何??って感じだわ。
LeShinji

LeShinjiの感想・評価

5.0
昔、パリのボブールの映画館で観ました。確か、夜1時からの上映だったような。
視線を背けながらもやはり最後はスクリーンを観てしまう。いろいろな意味で私にとっては忘れ難い映画的体験でした。
Momoka

Momokaの感想・評価

4.0
あ〜〜〜やっと観れた!!!!!!

ずっと「AVとかなかった時代の上流階級の娯楽?」と思ってたけど無いのはモラルだった
大統領がお尻見せて回るとこ面白い
夢乃

夢乃の感想・評価

2.5
ファシズム達が悪徳の限りを尽くす様はあまりにも残酷過ぎて、正直見るに耐えない。
この作品を"エログロ"なんて類に仕舞いこんだりなんてできない。
観々杉

観々杉の感想・評価

4.2
衝撃的なパゾリーニ監督の遺作。ファシズムに対する風刺として作られた本作は政府の要人たちが変態の異常者として若者たちを慰みものとする様子が描かれる。上層部の不快な趣味が注目されがちだが、過酷な環境下で操られるだけの若者たちという構図がまた恐ろしい。徹底的にファシズムを批判するメッセージ性の強烈な作品である。
mtmt

mtmtの感想・評価

3.5
サドの原作を1944-45年ナチス占領下北イタリアに置き換えて映像化したパゾリーニ監督の遺作。4人の実力者ファシストが少年少女を攫い、自己の悦楽のため悪徳の限りを尽くす。特に大統領が気色悪く、4章の中では第3章「糞尿地獄」がキツい。学生時代に興味本位で観て以来だが、当時と比較し美術の素晴らしさに注目できた。
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